令和4年度捜索救助犬団体への支援と研修について
- 2023年7月12日
- 会社案内
日本は災害大国であり、毎年のように天災が発生しております。
それによります被害も年々大きなものになっております。その災害に対して重要なのは、人命救助対策です。
災害後に、どれだけ早く捜索対応をとるかが大切になりますが、その中でも特に土砂に埋もれた家屋・倒壊した
建物の瓦礫の中に要救助者がいないかの捜索、救助については人の力と優れた嗅覚を持つ救助犬の存在が
必要となります。
私たちが災害により被災した時に、行政からの要請を受けて捜索救助対応している捜索救助犬団体は国や県から
の公的支援がほとんどなく、寄付とボランティアにより支えられている現状です。
弊社は、日本捜索救助犬協会の法人賛助会員となり、別途物的寄付を行うことで日本捜索救助犬協会の活動を
後押しし、災害発生時に燃料・物資の応援を行う事により、捜索救助を支援し地域の社会貢献としていくこと
といたしました。
1.令和4年度寄付内容
①乗用草刈り機(884,600円)
②乗用草刈り機用携行缶
2.災害時応援協定書の締結
災害発生時に、救助に係る燃料・水・弊社施設の無償提供による支援応援のための協定書を日本捜索救助犬協会と
弊社で締結いたしました。
3.研修会と乗用草刈り機贈呈式
協会の活動内容・訓練状況を研修して取組みの必要性について理解醸成を行いました。
また、協会で必要としていた乗用草刈り機贈呈式と使用説明を行いました。
(1)研修日 令和5年3月22日水曜日
(2)場所 埼玉県久喜市
(3)研修内容
新人研修の一環として、弊社から令和4年採用者7名を含む10名で研修を受けました。
①日本捜索救助犬協会顧問小沼様より救助犬の必要性・育成及び訓練・国内及び海外への出動内容について基礎
研修を受けました。
特に救助犬の必要性、出動時のリスク(救助する人も犬も被災する可能性)・コスト(出動経費)などについて改めて
考えさせられる内容でありました。
②乗用草刈り機贈呈式及び使用説明 救助犬の訓練所には、除草剤が散布出来ないため草刈りが必要です。
今までは、刈払機での草刈りを行っていたそうですが、夏場の暑い時期は、とても重労働だったそうです。
これからは、乗用草刈り機で、楽に訓練所の整備ができ、訓練に一層勤しんでくれることと思います。